じゃくやけいにいる入若耶渓
蝉噪林逾静
鳥鳴山更幽
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
蝉噪ぎて林逾よ静かに
鳥鳴いて山更に幽なり
現代語訳
蝉がさわがしく鳴くほど林はいっそう静かに感じられ、鳥が鳴くほど山はますます奥深く感じられる。
原文と書き下し文の対照
蝉噪林逾静 ― 蝉噪ぎて林逾よ静かに
鳥鳴山更幽 ― 鳥鳴いて山更に幽なり
鑑賞
蝉がさわがしく鳴くほど林はいっそう静かに感じられ、鳥が鳴くほど山はますます奥深く感じられる。日常の一コマが、そのまま詩になっています。
日本で親しまれる理由
「鳥鳴山更幽」。蝉が鳴くほど、林はいっそう静か。
語句
- 蝉噪
- 「蝉噪」——詩の情景を支える語
- 林逾
- 「林逾」——詩の情景を支える語
作者
王籍の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
王籍(梁)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。