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こうこうそくじ郊行即事

程顥|北宋|七言律詩

芳原緑野恣行時
春入遥山碧四囲
況是清明好天気
不妨遊衍莫忘帰

※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。

書き下し文

芳原緑野 恣ほしいままに行く時

春は遥山に入りて碧みどり四囲す

況んや是れ清明 好天気

遊衍ゆうえんを妨げず 帰るを忘るる莫かれ

現代語訳

花の野原、緑の野を気ままに歩く。春は遠い山々にまで入りこみ、あたり一面が緑に囲まれている。まして今日は清明、よいお天気。思いきり遊んでかまわない、ただ帰るのは忘れずに。

原文と書き下し文の対照

芳原緑野恣行時 ― 芳原緑野 恣に行く時
春入遥山碧四囲 ― 春は遥山に入りて碧四囲す
況是清明好天気 ― 況んや是れ清明 好天気
不妨遊衍莫忘帰 ― 遊衍を妨げず 帰るを忘るる莫かれ

鑑賞

花の野原、緑の野を気ままに歩く。その気配が、短く残ります。

日本で親しまれる理由

「不妨遊衍莫忘帰」。清明の晴れた日、思いきり遊んでいい。

語句

遊衍
「遊衍」——詩の情景を支える語
芳原
「芳原」——詩の情景を支える語
緑野
「緑野」——詩の情景を支える語

作者

程顥の生涯と作品一覧は作者ページへ。

作られた背景

程顥(北宋)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。

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