野に緑がさす頃に生まれたあなたへ
三月二日の詩箋

3月2日の詩箋:賀知章「詠柳」碧玉妝成一樹高、万条垂下緑糸絛… 誕生の漢字〈樹〉

誕生の漢字

き
根をはって大きく育つ人
賀知章 おおらかタイプ
年を重ねても笑顔の人

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「草木萌動」(そうもくめばえいずる)の頃。

書き下し文

碧玉妝成一樹高 万条垂下緑糸絛 不知細葉誰裁出 二月春風似剪刀

碧玉へきぎょく 妝よそおひ成なりて一樹いちじゅ高たかし

万条ばんじょう 垂たれ下さがる緑糸りょくしの絛とう

知しらず細葉さいよう 誰たれか裁たち出いだせる

二月にがつの春風しゅんぷう 剪刀せんとうに似にたり

現代語訳

碧玉を飾りたてたように、一本の高い柳。無数の枝が、緑の絹ひものように垂れる。この細い葉は、いったい誰が裁ったのだろう。二月の春風そのものが、はさみだったのだ。

「詠柳」をくわしく読む →

賀知章(盛唐)|七言絶句

添えの一首

風 李嶠
見えないけれど、花をひらかせる力がある。