しょうにおうじてじょやをふす応詔賦得除夜
今歳今宵尽
明年明日催
寒随一夜去
春逐五更来
※日本で一般に読まれている本文によります。長編のため、有名な部分を抜粋して掲載しています。
書き下し文
今歳 今宵尽き
明年 明日催す
寒は一夜に随ひて去り
春は五更を逐ひて来たる
現代語訳
今年は今夜で尽き、来年が明日へとせき立てる。寒さはこの一夜とともに去り、春は夜明け前の五更を追うようにやって来る。
原文と書き下し文の対照
今歳今宵尽 ― 今歳 今宵尽き
明年明日催 ― 明年 明日催す
寒随一夜去 ― 寒は一夜に随ひて去り
春逐五更来 ― 春は五更を逐ひて来たる
鑑賞
今年は今夜で尽き、来年が明日へとせき立てる。景色の奥に、静かな心情が沈んでいます。
日本で親しまれる理由
「春逐五更来」。寒さは今夜で去り、春は夜明けとともに。
語句
- 今歳
- 「今歳」——詩の情景を支える語
- 今宵
- 「今宵」——詩の情景を支える語
- 明年
- 「明年」——詩の情景を支える語
作者
史青の生涯と作品一覧は作者ページへ。
作られた背景
史青(初唐)の作より抄録。生日詩簽でも親しまれる一節。