山がやわらかく霞む頃に生まれたあなたへ
二月二十五日の詩箋

2月25日の詩箋:李白「金陵酒肆留別」風吹柳花満店香、呉姫圧酒喚客嘗… 誕生の漢字〈風〉

誕生の漢字

かぜ
軽やかに人の心を動かす人
李白 詩仙タイプ
自由奔放、月と酒を愛する冒険家

大切な人に贈る

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この日の暦

七十二候「霞始靆」(かすみはじめてたなびく)の頃。

書き下し文

風吹柳花満店香 呉姫圧酒喚客嘗 金陵子弟来相送 欲行不行各尽觴

風は柳花を吹いて満店香し

呉姫 酒を圧して客を喚んで嘗めしむ

金陵の子弟 来たりて相送る

行かんと欲して行かず 各おのおの觴さかずきを尽くす

(抄録)

現代語訳

風が柳の綿を吹き込み、店いっぱいに香りが満ちる。呉の娘が新酒をしぼり、客を呼んで味見させる。金陵の若者たちが見送りに来て、行こうとしてはまた引き止められ、みな杯を飲みほす。

「金陵酒肆留別」をくわしく読む →

李白(盛唐)|七言(抄)

添えの一首

蘭渓棹歌 戴叔倫
桃の花の雨のあと、鯉は瀬を上る。