春霞がたなびく頃。柳の一首を、あなたへ
二月二十六日の詩箋

2月26日の詩箋:王維「送沈子福之江東」楊柳渡頭行客稀、罟師盪槳向臨圻… 誕生の漢字〈柳〉

誕生の漢字

やなぎ
しなやかに受け流せる人
王維 詩仏タイプ
静けさの中に美を見つける人

大切な人に贈る

この詩箋に名前とひとことを添える

入力した文字はこの画面の中だけで画像になり、どこにも送信されません。

この日の暦

七十二候「霞始靆」(かすみはじめてたなびく)の頃。

書き下し文

楊柳渡頭行客稀 罟師盪槳向臨圻 唯有相思似春色 江南江北送君帰

楊柳の渡頭 行客稀なり

罟師こし 槳かいを盪うごかして臨圻りんきに向かふ

唯だ相思の春色に似たる有り

江南江北 君が帰るを送らん

現代語訳

柳の茂る渡し場に旅人の姿もまばら。船頭は櫂をこいで向こう岸へ向かう。ただ君を思う心だけは春の景色のように、川の南にも北にも満ちて、君を送り届けるだろう。

「送沈子福之江東」をくわしく読む →

王維(盛唐)|七言絶句

添えの一首

遊山西村 陸游
行き止まりかと思えば、花咲く村がある。